草間 彌生 YAYOI KUSAMA
10歳の頃より水玉と網模様をモチーフに絵を描き始め、水彩・パステル・油彩などを使った
幻想的な絵画を制作し、「前衛の女王」の異名をとり注目を集める草間彌生。
・1982年 イタリア芸術院金賞受賞 ・2000年第50回芸術選奨文部大臣賞、外務大臣表彰を受賞
・2002年 紺綬褒賞授賞 ・フランス芸術文化勲章オフィシェ受勲、長野県知事表彰(芸術文化功労)受賞
・2006年 松宮殿下記念世界文化賞(第18回)絵画部門受賞し、2009年には文化功労者となる。
海外では勿論の事、国内でも幻想的なモチーフは、今なお多くのファンを魅了し続けている。
- プロフィール
1929年 - 長野県松本市に生まれる
1957年 - 渡米、巨大な平面作品、ソフトスカルプチャー、鏡や電飾を使った環境彫刻を発表する。
1960年 - 後半にはボディ・ペインティング、ファッション・ショー、反戦運動など多数のハプニングを行う。
又、映画製作や新聞の発行などメディアを使った表現にも着手。
1968年 - 自作自演の映画「草間の自己消滅」は第4回ベルギー国際短編映画祭に入賞
アン・アーバー映画祭で銀賞、第2回メリーランド映画祭にて受賞。
ヨーロッパ各国でも展覧会、ハプニングを行う。
1973年 - 帰国後、美術作品の制作発表を続けながら、小説、詩集も多数発表。
1983年 - 小説「クリストファー男娼窟」で第10回野性時代新人賞を受賞。
1986年 - フランスのカレー市美術館、ドール美術館にて個展。
1989年 - ニューヨーク国際芸術センター、イギリスオックスフォード美術館にて個展。
1993年 - 第45回ベニス・ビエンナーレに参加。
1994年 - 94年より野外彫刻を手がける。松本市美術館、松代駅前(新潟)、TGV リール駅前(フランス)
福岡健康センター、福岡美術館、ベネッセ・アイランド直島文化村、霧島アートの森
ビバリー・ガーデンズ・パーク(ビバリーヒルズ)、平和公園(安養市、韓国)に
野外彫刻を、リスボンの地下鉄通路に壁画を制作。
1996年 - 96年からは主にニューヨークのギャラリーを中心に活動を始め、国際美術評論家連盟より
ベストギャラリー賞1995年96年、ベストギャラリー賞1996年97年を受ける。
1998年 - 98年から1999年にかけてロスアンゼルス・カウンティ・ミュージアムを皮切りに大回顧展が
ニューヨーク近代美術館、ウォーカーアートセンター、東京都現代美術館を巡回。
2000年 - 第50回芸術選奨文部大臣賞、外務大臣表彰を受賞。
同年、フランス、コンソルシウムで始まった個展は、パリ日本文化会館、
オーデンセ美術館(デンマーク)、レザバトア美術館(トゥールーズ)、クンストハーレーウイーン、
アートソンジュ・センター(ソウル)、アートソンジュ・ミュージアム(慶州)を巡回。
2001年 - 朝日賞受賞
2002年 - 松本市美術館開館記念個展、紺綬褒章授賞
2003年 - フランス芸術文化勲章オフィシェ受勲、長野県知事表彰(芸術文化功労)受賞
2004年 - 森美術館個展「クサマトリックス」(森美術館)は52万人を動員。
同年、東京国立近代美術館より始まった個展が京都国立近代美術館、
広島市現代美術館、熊本市現代美術館、松本市美術館を巡回。
2006年 - ライフタイム アチーブメント賞(芸術部門)、旭日小綬賞、
高松宮殿下記念世界文化賞(第18回)絵画部門受賞
2008年 - ドキュメンタリー映画(ニアイコール) シリーズ第5弾「草間彌生 わたし大好き」公開。
2009年 - 文化功労者
2012年 - 国立国際美術館(大阪) 「草間彌生 永遠の永遠の永遠」
・テート・モダン(ロンドン) 「YAYOI KUSAMA」
・ビクトリア・ミロ・ギャラリー (ロンドン) 「Yayoi Kusama」
・ショウケース(スパイラル1F、東京) 「草間彌生 × ウンナナクール × スパイラル」
・モスクワ市現代美術館 ゴゴレフスキー館「Double Vision: Contemporary Art from Japan」
・六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、
国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース 「六本木アートナイト2012」
・埼玉県立近代美術館(さいたま市) 「草間彌生 永遠の永遠の永遠」
・ホイットニー美術館(ニューヨーク) 「YAYOI KUSAMA」
・松本市美術館 「草間彌生 永遠の永遠の永遠」
・新潟市美術館 「草間彌生 永遠の永遠の永遠」