郭 仁植 「untitled」 Quac Insik
- 管理No.16-01294
- 作家名郭 仁植 (Quac Insik)
- 作品名untitled
- 年 代
- 技 法ドライポイント (Drypoint)
- サイズ36.5×30cm(I)
- レゾネ
- 体 裁額装
- 備 考サイン/E.A版/コンディション良好/70×60cm(F)
郭 仁植 (Quac Insik) 1919~1988
18歳の時に来日し,日本帝国美術学校に入学。
戦前まで日本名を名乗り,独立展・自由美術展・二科展分室を経て日本近代の前衛芸術の運動に岡本太郎等と共に参加する。
1960年頃からはガラスや真鍮,鉄板を用いた独自の作品制作を模索し東洋的自然観を現代美術に表現する試みを続けた。
これらは“モノ派”の先駆的役割を果たし,日韓の現代美術に影響を与えたと言われている。
1919年 韓国慶尚北道玄風面上洞(大邱市)に生まれる
1937年 以降,日本に在住 / 戦前より独立美術協会展に出品
1939年 帝国(日本)美術学校に入学 / 本科研究家卒(多摩美術大学・武蔵野美術大学の前身)
1941年 帝国(日本)美術学校本科研究科卒業
1949年 戦後,再建二科会に参加
1951年 第36回 二科展入選
1955年 美術文化協会に招かれ同会で受賞
1956年 新人選抜展受賞 (朝日新聞社主催)
1957年 美術文化協会展に出品
1965年 第8回 日本国際美術展に韓国から招待出品として出品
1969年 サンパウロ・ビエンナーレ出品
1976年 シドニー・ビエンナーレ出品
1977年 「韓国・現代美術の断面展」東京セントラル美術館 (東京)
1979年 「リュブリアナ国際版画ビエンナーレ」(ユーゴスラビア・リュブリアナ)
1982年 「英国国際版画ビエンナーレ」(英国) / 「在外作家招待展」韓国国立現代美術館 (韓国・ソウル)
1983年 「ワールドプリント」(米国)
1984年 「現代美術20年展」群馬県立近代美術館(群馬)
1986年 「韓国国立現代美術館オープン記念展」 韓国国立現代美術館 (韓国・ソウル)
1987年 「ワイズマンコレクション韓国展」韓国国立現代美術館 (韓国・ソウル)
1988年 「現代日本の版画 1950-1980」神奈川県立近代美術館 (鎌倉)
1988年 東京都板橋区誠志会病院にて肺癌の為逝去 享年68歳
2019年 生誕100年「郭仁植展」が韓国国立近代美術館にて開催