絹谷 幸二 (きぬたに こうじ) 1943～

東京藝術大学を経て,1971年のイタリア留学によってアフレスコ(壁画技法)深め,帰国後,歴代最年少にて安井賞を受賞
多彩な技法を駆使し,エネルギーに満ちあふれた独自の画風を確立した
1997年には,長野冬季オリンピック・ポスターの原画制作
2008年には,渋谷駅の壁面にパブリック・アートを設置
2014年には,文化功労者に選出され,2021年文化勲章受賞

1943年 奈良県奈良市に生まれる

1966年 東京芸術大学絵画科油画卒業 / 大橋賞受賞 / 第34回 独立展 独立賞受賞

1968年 東京芸術大学大学院修了/ 独立美術協会会員に推挙される

1971年 ヴェネツィア・アカデミア(イアタリア) 留学 / アフレスコ画を研究(～73年まで)

1974年 安井賞受賞(過去最年少受賞)

1977年 文化庁派遣芸術家在外研修員として渡欧(～78年)

1987年 日本芸術大賞受賞

1983年 美術文化振興協会賞受賞

1989年 毎日芸術賞受賞

1993年 東京芸術大学美術学部教授に就任

1997年 長野冬季オリンピック公式ポスター原画制作

2001年 日本芸術院賞受賞 / 日本芸術院会員に任命

2006年 「イタリアを描く」絹谷幸二展 (三越本店他)開催

2008年 東京メトロ副都心線の開通を記念して新設された渋谷駅に陶版レリーフ「きらきら渋谷」を制作

2009年 絹谷幸二賞が毎日新聞社主催で創設される

2010年 東京藝術大学名誉教授に就任

2014年 文化功労者に顕彰される

2015年 第66回日本放送協会 放送文化賞受賞

2016年 梅田スカイビルタワーウエスト27階に「絹谷幸二 天空美術館」が開館

2017年 京都国立近代美術館にて「絹谷幸二 色彩とイメージの旅」開催

2018年 北海道立近代美術館にて「絹谷幸二 色彩とイメージの旅」開催

2020年 絹谷幸二の世界－富士山を中心に－ (ふくやま美術館)

2021年 文化勲章受賞 / 奈良県民栄誉賞授与