奥村 土牛 「富士」 Togyu Okumura
- 管理No.※Sold※
- 作家名奥村 土牛 (Togyu Okumura)
- 作品名富士 (Fuji)
- 年 代1986年
- 技 法木版画 (Woodblock)
- サイズ36×51.5cm(I)
- レゾネ
- 体 裁額装
- 備 考※売約済※ 落款と印共に版上/ED.250部/監修,彫:三井淳生/摺:松永安生
- この作品は売約済みまたは販売済みです。
奥村 土牛 (おくむら とぎゅう) 1889~1990
号である「土牛」は,出版社を営んでいた父が寒山詩の一節「土牛石田を耕す」から引用してつけられた
刷毛で胡粉などを数百ともいわれる塗り重ねをし,非常に微妙な色加減に成功した作品が特徴とされる
1889年 東京,京橋に生まれる
1900年 城東尋常小学校卒業
1905年 梶田半古の門を叩き,当時塾頭であった小林古径に日本画を師事
1907年 東京勧業博覧会に「敦盛」が入選
1920年 この年より約2年間,古径の画室で指導を受ける
1923年 中央美術社 第5回展「家」にて中央美術賞受賞
1926年 この頃,速水御舟に出会う
1927年 再興第14回 院展「胡瓜畑」が初入選する
1929年 再興第16回 院展で「蓮池」により,日本美術院院友に推挙される
1932年 日本美術院同人
1935年 帝国美術学校(現,武蔵野美術大学)日本画科教授に就任
1936年 第1回 帝国美術展「鴨」で推奨第1位を獲得する
1944年 東京美術学校(現,東京芸術大学)講師
1945年 空襲で家が焼け,長野へ疎開
1947年 帝国芸術院会員
1959年 日本美術院理事
1962年 文化勲章受章
1978年 日本美術院理事長に任命
1980年 東京都名誉都民
1990年 没 享年101歳