猪飼 正 「早春 (メジロ)」 Tadashi Ikai
- 管理No.※Sold※
- 作家名猪飼 正 (Tadashi Ikai)
- 作品名早春 (メジロ) (White-eye)
- 年 代
- 技 法エッチング (Etching)
- サイズ16.5×13cm(I)
- レゾネ
- 体 裁額装
- 備 考※売約済※
- この作品は売約済みまたは販売済みです。
猪飼 正 (いかい ただし) 1935~
1935年 愛知県名古屋市に生まれる
1970年 独学で銅版画をはじめる
1984年 第15回 日動版画グランプリ展
1985年 セントラル美術館版画大賞展「期待の新人作家」版画大賞展(買上賞)
1986年 第31回 CWAJ現代版画展
1987年 猪飼正個展(伊勢丹百貨店,新宿)
以後,名鉄(名古屋),名鉄丸越(金沢),伊勢丹(新宿 浦和 松戸),大丸(東京),まるひろ(埼玉)
西武(富山 錦糸町),松菱(津)の各百貨店で,個展の開催を重ねる
1988年 版画-期待の新人作家展-歴代受賞者展(伊勢丹百貨店,新宿)
1991年 第5回 中華民国国際版画ビエンナーレ(台湾)
1992年 都版画賞展 受賞
1985年 以降,全国各地で個展作品を発表
現在:無所属
「メゾチントについて」
17世紀中頃オランダで生まれた銅版画の技法のひとつです
銅板に鋭利な刃のついた櫛歯状の点刻刀で均質に無数の点を砂目状になるまで埋め尽くします
そのささくれだった表面を,削ったり磨いたりして絵を浮かび上がらせます
メゾチントは,イタリア語のmezza tinta(中間的なトーン)の意で,別名マニエールノアール(黒の技法)とも言われ
ビロードのような深みのある黒の濃淡や明暗の階調を作り出します
メゾチントは,大変精微で時間と手間のかかる技法です