ベルナール・ビュッフェ 「サントロペのパノラマ」 Bernard Buffet
- 管理No.※Sold※
- 作家名ベルナール・ビュッフェ (Bernard Buffet)
- 作品名サントロペのパノラマ (PANORAMA DE SAINT-TROPEZ)
- 年 代1979年
- 技 法リトグラフ (Lithograph)
- サイズ35.5×56cm(I)
- レゾネNo.301
- 体 裁額装
- 備 考※売約済※ サイン/ED.150部
- この作品は売約済みまたは販売済みです。
ベルナール・ビュッフェ (Bernard Buffet) 1928~1999
心の支えであった母を10代で亡くし,ひとりキャンバスに向かうことが多かった。1943年パリ国立高等芸術学校に入学し,1948年パリで最も権威のある新人賞・批評家賞を受賞。この頃から,天才画家として頭角を現した。硬質で鋭く太い針金のような輪郭線,モノトーンに近い色彩を特色とする独自の様式を築き,その画面には人物の不安げな表情などとあいまって,第二次大戦後の作者の不安で荒涼とした心象風景が表されている。油彩画のみならず,優れた版画も多く制作し,今なお評価が高まっている。
1928年 7月10日,パリに生まれる / 美術学校で学ぶも,母の死があり退学 / 学友の家に滞在し,独自に制作を始める
1943年 夜間講座に通い,デッサンを学ぶ
1944年 パリ美術大学に入学 / ナルボンヌに師事
1946年 サロン・ド・モワン・ド・トランタンに初めて「自画像」を出品
1947年 アンデパンダン展・サロン・ドートンヌに出品し,注目され始める
1948年 第一回 クリティック賞を受賞 / 版画(ドライポイント)を始める(20歳)
1949年 ドルゥアンニダヴィット画廊(モーリス・ガルニエ画廊)と契約を結び,毎年2月定期的に主題を決めた新作個展を開催
1951年 最高傑作とされる三部作「キリストの受難」を制作
1952年 連作銅版画「マルドロールの詩」,石版画第1作発表
1953年 日本国際美術展に出品
1958年 アナベルと結婚 / シャルバンティエ画廊で回顧展を開催
1962年 初の連作,カラーリトグラフ「パリシリーズ」を制作
1963年 東京,国立近代美術館でビュッフェ展を開催
1964年 「昆虫」石版展
1965年 「ニューヨーク」シリーズを制作
1966年 「サンフランシスコ」・「サーカス」・「闘牛士」各連作,石版画シリーズ
1971年 フランス政府から,レジオン・ドヌール勲章のシュヴァリエの称号を受ける
1973年 静岡県長泉町駿河平に,世界ではじめてのベルナール・ビュッフェ美術館開館
1979年 カラーリトグラフ「サントロペ」連作
1981年 妻アナベルの文章と,ビュッフェの文字による「日本旅行」の挿絵のため24点のリトグラフを制作
1987年 9月に,名古屋市愛知県美術館にて代表作80点を集めた展覧会を開催
1991年 東京,京都国立美術館で回顧展
1999年 10月4日,南フランスのボームの自宅で逝去 享年71歳 / 仏政府より,レジオン・ド・ヌールの称号を受ける
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