辰野 登恵子 「Aug.-Oct.1992 (I-VI)-III」 Toeko Tatsuno
- 管理No.16-10479
- 作家名辰野 登恵子 (Toeko Tatsuno)
- 作品名Aug.-Oct.1992 (I-VI)-III
- 年 代1992年
- 技 法エッチング,アクアチント,ソフトグランドエッチング (Etching,Aquatint,Soft-ground etching)
- サイズ49.5×39.5cm(I)
- レゾネ辰野登恵子 ON PAPERS:A Retrospective 1969-2012 P163
- 体 裁額装
- 備 考サイン/ED.45部/コンディション良好/77.5×66cm(F)
辰野 登恵子 (たつの とえこ) 1950~2014
長野県出身の画家,辰野 登恵子
幼い頃から自宅近くの絵画教室で絵の背景を真っ赤に塗りつぶすなど,色彩に関する独特の感性を持つ
画家になると決意し,美術教師がいた諏訪二葉高校に進学
1968年,東京芸術大学に現役合格
学生運動が盛んな時期で,アート界ではウォーホルを始めとするポップアートが隆盛を極めていた
同級生の写真家 柴田敏雄・版画家 鎌谷伸一とお揃いのダンガリーシャツを着て,制作に励んだ
卒業後は,絵画や版画を中心に作品を制作し,1994年にはブラジルで開催されたサンパウロ・ビエンナーレに日本代表として出品
1995年度の芸術選奨文部大臣新人賞受賞,2012年度毎日芸術賞を受賞した
現代絵画の旗手として活躍する一方で,2003年からは多摩美術大学で教鞭を執った
2010年に子宮体がんと診断され,入退院を繰り返していたが亡くなる直前まで授業をし続けた
1950年 1月13日 長野県岡谷市に生まれる
1972年 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
1974年 東京芸術大学大学院美術研究科絵画専門課程油画専攻(修士課程)修了
1984年 メタファーとシンボル展 (東京国立近代美術館,国立国際美術館)
1989年 ユーロパリア’89ジャパン展 (ゲント現代美術館)
1990年 ジャパン・アート・トゥデイ (セゾン現代美術館,コペンハーゲン等巡回) / 辰野登恵子展 (後藤美術館)
1991年 線の表現-眼と手のゆくえ (埼玉県立近代美術館)
1994年 戦後日本の前衛美術 (横浜美術館)
1995年 辰野登恵子1986-1995 (東京国立近代美術館)
1996年 第46回 芸術選奨文部大臣新人賞受賞
2003年 多摩美術大学客員教授となる
2004年 多摩美術大学教授となる
2014年 9月29日 逝去 享年64歳
2015年 辰野登恵子追悼展 (市立岡谷美術考古館)
2016年 宇都宮美術館コレクション展特集展示 辰野登恵子 愛でられた抽象 (宇都宮美術館)
2018年 辰野登恵子 ON PAPERS:A Retrospective 1969-2012 (埼玉県立近代美術館,名古屋市美術館)
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