加藤 栄三 (かとう えいぞう) 1906～1972

1906年 岐阜市美殿町で生まれる

1923年 岐阜商業学校卒業

1926年 東京美術学校日本画科に入学。結城素明に師事

1929年 第10回,帝展で「夏日小景」が初入選

1931年 東京美術学校日本画科を卒業

1936年 新文展「薄暮」で,文部大臣賞を受賞

1939年 第3回,新文展「月夜」で特選

1945年 岐阜で戦災に遭い作品の多くを焼失

1948年 「創造美術」の創立に参加,第1回展に「月響」を出品

1950年 橋本明治らとともに「創造美術」を脱退

1951年 日展に復帰

1952年 第8回,日展で初めて審査員となる。以降,歴任

1956年 第12回,日展に「篝火」を出品。この年以降,長良川の鵜飼を本格的に取材

1958年 社団法人日展が新発足,評議員となる

1959年 第1回,新日展出品作「空」で日本芸術院賞受賞

1965年 第8回,新日展に「雷神」を出品

1969年 日展理事となる

1972年 「日本の祭」展を東京で開き「高山祭」など素描を出品

1972年5月24日,没 享年65歳

第3回,改組日展出品作品作「流離の灯」が絶筆となる

1974年 「加藤栄三遺作展」を開催 (東京・岐阜)

1991年 「加藤栄三・東一展」を開催 (岐阜)

1992年 「没後20周年・加藤栄三展」を開催 (東京)