須永 高広 「記憶の房を求めて」 Takahiro Sunaga
- 管理No.※Sold※
- 作家名須永 高広 (Takahiro Sunaga)
- 作品名記憶の房を求めて
- 年 代2001年
- 技 法ペーパースクリーン (孔版画)
- サイズ22.5×28(I)
- レゾネ
- 体 裁シート
- 備 考※売約済※
- この作品は売約済みまたは販売済みです。
須永 高広 (すなが たかひろ) 1960~
1960年 埼玉県に生まれる
1985年 創形美術学校版画家卒。日本版画協会展(’85,’88賞候補)
1987年 「WORK7」展(’88,’92)。個展(フタバ画廊)
1989年 日本版画協会展(山口源新人賞受賞)。日本版画協会展受賞者展
山口源版画展。文化庁現代美術選抜展
1990年 第4回 中華民国国際版画ビエンナーレ。ストリートギャラリー’90inいせさき展
1992年 第5回 中華民国国際版画ビエンナーレ
1994年 個展(ギャラリー21+葉)。ストリートギャラリー’94inいせさき展
現在:日本版画協会準会員
「画家の心情」
須永は,85年創形美術学校(版画科)を卒業後,しばらく木版画を制作していましたが,高校時代に福井良之助のペーパースクリーン技法による版画作品に感銘を受けたことが遠因で,93年頃から本格的にこの技法による版画制作を始めています。彼のペーパースクリーン技法では,何版刷りという予め決めた版数で制作するのではなく,画面上に幾重にもイメージを積み重ねながら版画としての完成をめざす方法を採っています。それ故彼には,版画家(プリンター)というより,ペーパースクリーンを筆の代りに用いる画家(ペインター)に近い心情があるようで,その後必然のごとくドローイングの制作を開始し,現在に至っています。