スゴンザック 「裸婦」 Andre Dunoyer de Segonzac
- 管理No.※Sold※
- 作家名スゴンザック (Andre Dunoyer de Segonzac)
- 作品名裸婦 (Nude)
- 年 代1968年
- 技 法エッチング (Etching)
- サイズ21.3cm×15.5cm(I)
- レゾネ
- 体 裁額装
- 備 考※売約済※
- この作品は売約済みまたは販売済みです。
アンドレ・デュノワイエ・ド・スゴンザック (Andre Dunoyer de Segonzac) 1884~1974
1884年 7月7日 フランス,パリ郊外 ブシー=サン=タントワーヌに生まれる
1900年 グラン・ショーミエールやアカデミー・コラロッシに通い,裸婦デッサンをする
1901年 リュック=オリヴィエ・メルソンの画塾に入り,また東洋語学校にも籍をおく
1905年 アカデミー・ジュリアンでジャン=ポール・ロランスに師事
シャルル・ゲラン、ジャック・エミール・ブランシュらが教えていたアカデミー・ラ・パレットに入る
1908年 モロー、ブッサンゴーと初めてサン=トロペを訪れ,生涯の多くをその地で過ごす
1909年頃 キュビスムの影響を受けて制作し,1912年の「セクション・ドール」に参加
1909年以降 サロン・デ・ザンデパンダン、サロン・ドートンヌに毎年出品
1914年 第一次大戦に召集され,サン=トロペを離れる
1919年 除隊
1920年 版画家 ジャン・エミール・ラーブルールに銅版画の手ほどきを受ける
ロラン・ドレジュレス「木の十字架」の挿絵の為の銅版画を制作。以後,生涯に渡り銅版画を制作
1925年 サン=トロペにモローらと共同で別荘を購入
1947年 ロンドン,ロイヤルアカデミー会員に推挙される
1951年 欧米各地で個展を開催
1974年 パリにて逝去
油彩画においては,クールベのマティエールを彷彿させるパレットナイフにより絵の具の層を
厚く塗り重ねる技法が採用され,色彩もフォーヴの痕跡を残した強い表現となっている。
油彩と共に重要な表現手段となった水彩画では,ニュアンスに富んだ渋い色を用いて,
抒情性あふれる作風が見られる。コレット、ジードらの文学者とも交友し,彼らの肖像画も描いた。
第一次大戦後の制作は,キュビスムから離れ自然主義・古典主義へと回帰を見せる。