谷内 六郎 「冬のシャボン玉」 Rokuro Taniuchi
- 管理No.※Sold※
- 作家名谷内 六郎 (Rokuro Taniuchi)
- 作品名冬のシャボン玉 (Soap bubble)
- 年 代
- 技 法木版画 (Woodblock)
- サイズ40.5cm×56.5cm(I)
- レゾネ
- 体 裁額装
- 備 考※売約済※
- この作品は売約済みまたは販売済みです。
谷内 六郎 (たにうち ろくろう) 1921~1981
谷内六郎は,1956年(昭和31)から26年間,「週刊新潮」の表紙絵を担当しました。その原画総数は約1,300枚になります。
その中には,昔なつかしい郷愁を誘う情景だけでな,不安や恐怖といった暗い感情をテーマとしている原画や,谷内らしい機知の効いた場面を描いた原画があります。
また,「週刊新潮 表紙絵」1枚につき,約400字の「表紙の言葉」を書き残しています。
谷内ならではの視点で書かれた言葉から,表紙絵に隠された思いや,社会に向けたまなざしをうかがうことができます。
1921年 東京恵比寿で,9人兄弟の6男として生まれる。駒沢尋常高等小学校卒業の後,見習い工員などをしながら絵を独学で学んだ
幼少より喘息で入退院を繰返すが,絵筆は離さず10代の頃から新聞・雑誌にイラストや漫画が掲載される
1955年 「おとなの絵本」で文藝春秋漫画賞を受賞
1956年 「週刊新潮」創刊と同時に表紙絵を担当し,81年の亡くなるまで26年間発表を続ける
大丸東京店にて初の個展「谷内六郎作品展」を開催。総点数は1336枚にものぼる
又,壁画やろうけつ染・絵本などの作品も多く残す。
ねむの木学園などの養護学校とも交流し,絵の指導などを行うなど福祉活動にも力を注いだ
1958年 人形作家の熊谷達子と結婚
1962年 作詞を担当した「遠い日の歌」が,第17回 芸術祭奨励賞を受賞
1975年 横須賀市にアトリエを構える
1981年 1月23日,急性心不全のため死去。享年59歳